まず最初に、ヒアリング用紙に、氏名・住所・連絡先・家族構成や職業などを記入していただきます。※ご相談者様以外に情報が漏れないよう秘匿義務が御座いますのでご安心下さい。
シートご記入後に、ご相談者様の詳しい状況をお伺いして、今後の対応を一緒に考えていきます。
個人民事再生の相談の様子 01現在の債務と家計の状態の確認
- 司法書士「今回ご希望としては住宅を手放なさずに返済をしていく方向ということでしたが、月々いくらであれば返済できるかによって、任意整理が良いのか、個人民事再生が良いのかも変わってきますので、状況をお伺い出来ればと思います。」
- ご相談者様「はい、このままだと借金で家計が回らなくなるので、是非お願いします。」
- 司法書士「では、まず初めに住宅ローンも含めて現在借入している会社、概算費用、取引期間などをお教え下さい。」
- ご相談者様「住宅ローンが〇〇銀行で組みまして現在月々10万円づつ返済しています。その他にA社で180万、B社で60万、C社で90万、D社で30万円借入があります。」
- 司法書士「わかりました。そうすると住宅ローン以外では全部で約350万円の借入があり現在返済しているということですね?」
- ご相談者様「はい、そうです。今の時点で月々14万円前後支払いをしています。」
- 司法書士「なるほど、そうしますと住宅ローンと合わせて月借金返済だけで24万円支払いがあって家計を圧迫している形ですね?それは大変ですね。」
- ご相談者様「今回のご相談でなんとか月の支払いを15万程度まで減らせないかと・・・・」
- 司法書士「わかりました。一緒にベストな方法を考えていきましょう。少しプライベートな内容ですが、現在の世帯収入はいくらぐらいでしょうか?」
- ご相談者様「夫の収入が月手取りで28万円くらいで、私のパート代が月8万円になります。」
- 司法書士「なるほど、支出としては光熱費の他に生命保険など固定でかかるものはありますか?」
- ご相談者様「はい、生命保険が月2万円、光熱費・電話代は家族4人で約3万円掛かっています。」
- 司法書士「なるほど、そうすると固定で最低月30万円弱は掛かってますね。」
- ご相談者様「そうですね、今後子供が学校へいくのでその費用考えると、このままでは生活できなくなります。」
- 司法書士「わかりました。今回の状況を踏まえると、まず住宅を維持しつつという点で自己破産はしない方がよいでしょう。また任意整理手続きも可能ですが月々の返済額は概算でも月10万円前後支払いの可能性が高いため、民事再生が最適かと思います。」
- ご相談者様「民事再生をすると月々いくらぐらいの返済になりますか?」
- 司法書士「細かい借入状況の確認が必要ですが、月々3万円程度を3年~5年かけて返済する計画になると思います。」
- ご相談者様「それであれば非常に助かるのですが、やはり何かデメリットはありますか?」
- 司法書士「これは民事再生にかかわらず、債務整理を行うことによって直近5年~10年は新規で借入が出来なくなります。但し、保証人などになっていなければ家族などに迷惑が掛かることもありません。」
- ご相談者様「そうですか、それでも今後生活していく上で解決しないと前へ進めないのでお願いしたいです」
- 司法書士「では今後の手続きに関して流れを説明させて頂きます。」
チェックポイント
・住宅ローン返済は継続しつつ(住宅は維持)、その他の借入返済を減額できる
・債務が原則5分の1に減額されるため、月々の返済が楽に、また完済も現実的に
・手続開始後は債権者は強制執行できなくなるため生活維持が出来る
債務整理実績1万5821件(2019年4月調べ)
その実績が認められ、日経産業新聞に掲載されました。(2012年4月27日)
債務整理・過払い金を鶴ヶ島、川越、坂戸、日高、東松山エリア中心にお手伝いしております。
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